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大切なニットを長く着るために
先週に引き続き、秋冬のマストアイテム「ニット」のお手入れ方法をご紹介します。
今回は「デイリーケア編」。
ニットの休ませ方や染み抜き方法、毛玉の取り方などご紹介します。
ニットの休ませ方
一日着たら数日休ませる
ニットにつきものの毛玉。
これの原因は主に摩擦です。
服を着ているとき、洗濯の最中、カバンなどと擦れる時など、毛玉ができる機会は日常にあふれています。
ですからどんなにお気に入りのニットでも連続して着ると繊維が摩耗してすぐに着られなくなってしまいます。
お気に入りのニット→脱いだらブラシをかける
洋服ブラシは服についた汚れを払い、絡まりかけた繊維をほぐすことで毛並みをそろえ、
毛玉を出来にくくします。
着用後編地の地の目に沿って優しくブラッシングすることでほこりをとったり毛並みをそろえたりしましょう。
ただしブラッシングの基本は「こすらずに払う」です。手首を回して払うようにブラシを動かしてください。
まず繊維をほぐしてから、ほこりを払い飛ばすように使いましょう。
脱いですぐに収納しない
着終わったニットは、硬く絞ったタオルで襟元や汗の付きやすい脇の部分をたたき拭きすると汚れが取れます。
もちろんブラッシングしてほこりを払うことも大切です。
次に体温や湿気をとるためにハンガーに吊るしておきましょう。
しかし掛けっぱなしは厳禁です。伸びたり型崩れしたりしてしまいます。
あとはたたんで収納しましょう。
シミが付いたらすぐに「シミ抜き」
シミが付いたら、すぐ取りましょう。変色やカビ、虫食いの原因になります。
【染み抜きの順序】
1.服についてしまった食べ物、花粉や泥などの固形物は、まず乾いたティッシュペーパーなどでつまみ取るようにふき取る
2.ウールは自分で染み抜きできるが、カシミヤアンゴラなどは染み抜きできないのでクリーニング店に相談する
3.シミを落とすときは衣類の内側にティッシュペーパーをあてる。
(ついてすぐのシミほど色素が裏に移りやすいので注意すること)
4.染み抜きはつまみ洗い。もみ洗いは厳禁
5.染み抜きをしたら必ず丸洗いする。
染み抜き用の洗剤を放置したり染み抜き部分をアイロンやドライヤーで乾かすとかえってシミの原因になったりするのでやめる
毛玉はこまめにとる
毛玉の取り方
慎重に繊維と毛玉を切り離しましょう。
基本的にはハサミで切り取るのがおススメ☆
眉毛バサミや糸切ばさみのような小さなはさみがベター。
なお、毛玉のとりすぎもいけません。ニットの生地が傷んでしまいます。
ハサミの代わりに毛玉取り機を使うときは、平たいところで利用するなど、
取扱説明書をきちんと読んでから使いましょう。間違えると穴をあけたりしますので注意しましょう。
衣替えは慎重にする
冬物は気温の高い夏を越さなくてはなりません。繊維を好む虫や、湿気、
汚れから衣類を守るためには次の5つの項目をクリアしましょう。
1.汚れを取るために洗濯絵表示に従ってきちんと洗濯する。
2.虫が好むだけでなくカビの原因ともなる湿気を取り除くために虫干しをする。
3.クリーニングから帰ってきたら蒸れないように必ずビニールを外す。
4.頑固なしわや型崩れの原因になるので、衣装ケースに無理やり押し込まない。
5.防虫剤を衣類の上のほうに入れる。湿気対策として乾燥剤を合わせて使うと効果的。
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○GOLDJAPANモデルがお買取りしているという噂のニット♪
ドルマンスリーブだけど、肘下の袖がキュッとしているから、動作の邪魔にならないニットです☆
バイカラーのデザインがお洒落な1枚。
○ケーブル編み×ハイネック×ロング丈 が、間違いのない可愛さ☆
男女ともにきっと大好きなコーディネート!
すっぽり被るだけで、一気にシーズンムードが高まります。
お出かけにたくさん着たくなるワンピース☆
最後に
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
今まで、何度毛玉取りに失敗して穴をあけてしまったことでしょう…
洗濯で失敗して縮んでしまったこともしばしば…
私自身、お手入れの方法を振り返る良い機会になりました(笑)
今年からはきちんとお手入れする前提で、お気に入りのニットを購入したいと思います!(笑)